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イタリア秋のイベントの紹介　ローマ

＜イタリア秋のイベント　ローマ編＞
「ローマ国際映画祭」
日時：2008年10月22日から10月31日
場所：ローマ
＊スタート以来2年とも大成功のローマ映画祭。音楽、展覧会、文学、フォーラムなどにもジャンルを広げて、今年も世界各国の有名監督による映画を紹介するイベントがメイン会場となるオーディトリアム音楽公園や映画村で開催されます。今年は特に、ブラジルに焦点をあて、またチベット映画やドキュメンタリーの日なども設けています。
詳しくは、こちらにて　www.romacinefest.it
 
「エトルリア：ラッツィオの古代大都市」
日時：2008年10月21日から2009年1月6日
場所：ローマ　パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーネ
＊エトルリアは紀元前9世紀から1世紀に、中央イタリアに存在し、交易で栄え高度な文明を持っていましたが、多くの謎に包まれた民族。現在のラッツィオ州にある当時のエトルリア主要都市ヴェイオ（VEIO)、チェルヴェテリ（CERVETERI）、タルクイニア（TARQUINIA）、ヴルチ（VULCI）などに残された様々な芸術作品やローマとの通商関係遺品からは、この文明が及ぼした多大なる古代ローマへの影響力を物語っています。独特な宗教慣習や権力の象徴化など、その驚くべき神秘の文明発展の様子をこの展覧会では大掛かりに紹介します。
詳しくは、こちらにて　www.palazzoesposizioni.it
 

ローマ法王ベネディクト16世のポンペイ訪問による影響

現地からの情報によりますと、10月19日(日)10時から18時頃まで、ローマ法王べネディクト16世がポンペイにあるBASILICA DELLA　MADDONNA　DEL ROSARIO教会を訪問します。

日程の詳細は、現時点においては詳細不明ですが、これに伴い、交通規制の為に渋滞が生じる可能性がある模様です。

尚、ポンペイ遺跡の入り口マリーナ門(PORTA MARINA)からBASILICA DELLA　MADDONNA　DEL　ROSARIOは約2キロ離れています。

国立博物館のストライキの予定

9月19日(金)に、イタリア国内の国立博物館(美術館)の臨時雇用職員によるストライキが予定されています。しかしながら、一部状況が不明瞭ではあるものの、このストライキの影響は小さい模様です。

ローマ：コロッセオ、フォロ・ロマーノ＝通常通りオープンする可能性が高い見込み

ポンペイ：ポンペイ遺跡＝通常通りオープン

ナポリ：国立考古学博物館＝通常通りオープン

ヴェニス：アカデミア美術館＝ストライキ情報は無し

ミラノ：サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、ブレラ美術館＝ストライキ情報は無し

フィレンツェ：ウフィッツィ美術館、アカデミア美術館、バルジェッロ博物館＝確認中

イタリアの超特急「アルタ・ヴェロチタ」が一部開通

イタリアのユーロスター・イタリアの更に上を行く、超特急「アルタ・ヴェロチタ（ALTA VELOCITA)」が10月より、ミラノーボローニャ間を約1時間でつなぐ。
2009年12月にはトリノーミラノーローマーナポリーサレルノ間を走る予定。これが実現すると、ローマーミラノ間を約3時間で結ぶことができ、トリノーナポリ間を約5時間で結ぶことができるようになる。更に、イタリアの列車の旅が便利になるか楽しみ。

歴史的建造物などでの飲食禁止の施行

現地からの情報によりますと、イタリアのローマ市では7月12日（土）より遺産保護などの目的の為に、歴史的建造物や遺跡付近での飲食を禁止することになっている事が判明しました。
この飲食禁止条例の施行は、10月31日まで実施されるとのことで、違反者は50ユーロの罰金が科せられるとのことです。
詳細：トレヴィの泉の前でアイスクリームなど含め飲食は禁止されていますが、泉から離れてごみを道に捨てない限り飲食することは許可されている模様です。スペイン広場においては飲食は禁止されており、コロッセオ、フォロロマーノの遺跡内、ナヴォーナ広場や真実の口などにおいては、食べることは禁止されていますが、ボトルなどごみを捨てない限り飲料水などを飲むことは可能とのことです。
また、飲食禁止だけでなく、叫んだり、座り込んだり、横になることも禁じられているとのことですが、特別に観光客対象だけではないとのことです。
補足：なお、ローマ市以外の以下の都市では法律による規制はありませんが、現状は下記の通りです。
フィレンツェ市内・・・現時点において、歴史的建造物や教会において、大声を出したり、座り込んだり、横になることだけは禁じられているだけとのことです。
ヴェネチア市内・・・サンマルコ広場において、カフェテリア等で指定された座席以外の公共の場所においてピクニック、及び立食は禁止されており、指定以外の場所に座ることも禁止されているとのことです。また、宗教関係の場所において、叫んだりすることは特別禁じられていないとのことですが、服装に関してはノースリーブやショートパンツなど肌が大きく露出した服装は禁じられているとのことです。
ミラノ市内・・・現時点において、上記のような飲食についてや叫んだり、座り込んだり、横になることに対して、禁じられていないとのことです。

7・8月のサンピエトロ寺院の「水曜日の法王謁見」に関して

ローマのサン・ピエトロ寺院の水曜日の法王謁見の7,8月のスケジュールが判明しましたのでお知らせします。
7月16日：謁見なし（オーストラリア訪問のため）
7月23日：謁見なし
7月30日：謁見なし（北イタリア訪問のため）
8月6日：謁見なし（北イタリア訪問のため）
＊8月13日以降のスケジュールに関しては、7月末頃に発表される予定です。

カザーレの別荘のオープン・クローズ情報

現地からの情報によりますと、ピアッツァ・アルメリーナのカサーレの古代ローマの別荘（VILLA ROMANA DEL CASALE)のオープン・クローズ情報が以下の様に変更になることが判明しました。
7月7日から11月2日
変更後：10:00-19:00 オープン
変更前：10:00-17:30 オープン（最終入場時間：17:00)
尚、2008年11月3日から2009年2月28日の間で改装工事の為にクローズになります。