美食の都リヨン旅 | フランスの旅行記

支店
渋谷
福岡

美食の都リヨン旅

エリア
リヨン
/フランス
テーマ
街歩き
時期
2019/8/31~2019/9/3
投稿日
2019/9/30
更新日
2020/3/20
投稿者
牧野 宏美

フランスと言えばパリがあまりにも有名ですが、パリに次いで栄えているのが「リヨン」

日本ではあまり馴染みの無い都市ではありますが、フランスならでは・リヨンならではの物が溢れる素敵な街なのです。

場所はTGV高速鉄道でパリから約2時間。日帰りも可能な時間です。飛行機を利用すればバルセロナやローマから直行便で1時間半で行けます。

二度目以降のヨーロッパ旅行や、王道都市だけでは物足りないという方にぜひおすすめです!

リヨンといえば・・という観光ポイントをご案内します。

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日数:5日間  
旅行代金:166,800円~262,800ツアーはこちら

  • リヨン空港から市内へ

    • 空港からトラム駅へ。赤いポスターが目印。

    • 最後に少しだけ外に出ます

    • トラムの中はキレイで広々としています

    • リヨン旅の始まり~

    今回はマドリードから飛行機でリヨンへ移動しました。

    リヨンのサンテグ・ジュペリ空港からはローヌエキスプレス(Rhone Express)にて市内へ。
    成田エクスプレスと似た様な使い勝手ですが、鉄道ではなく高速トラムなんです。
    **************************
    全席自由席・スーツケース置き場あり
    市内まで約30分
    5:00-24:00まで15~30分おきに運行
    2019年現在片道16.3EUR(往復割引・web購入割引あり)
    **************************
    Rhone Express オフィシャルHPはこちら
    https://www.rhonexpress.fr/en/tickets-and-fares/37

    空港からは赤い看板を目印に駅へ進みます。少し手前が国鉄の駅(青い看板)なので一緒に矢印が出てる事が多かったです。
    本数も多く社内も綺麗なのでおすすめの移動方法です。

  • 朝マルシェ(Marche)

    • 週末はとても賑わうので貴重品はお手元に!

    • 美味しそうなフルーツがずらり♪

    • 鳥の丸焼きがぎっしり。ブランド産の烏骨鶏もあります

    • オリーブは沢山味見させてもらっちゃいました

    日本でも最近よく目にする「マルシェ

    実はフランス語って知ってましたか?市場を意味し、特にリヨンではマルシェが盛んな為、住民には欠かせないものとなっています。

    ソーヌ川・ローヌ川沿いのマルシェ、クロワルース駅前の大通りのマルシェが規模が大きく、観光客にもおすすめです。
    今回はローヌ川沿いのマルシェを訪問してみました。

    週末の午前中ということで人もいっぱい。
    スーパーよりも新鮮で旬な食材が手に入ります。
    野菜に果物、お肉にチーズ、パンに花にナッツにワイン・・・
    食材だけではなく日用品が並ぶマルシェもあります。

    大事なのは挨拶!見るだけでも「ボンジュール」と笑顔で声をかけるのがマナーです。

  • ポール・ボキューズ(Paul Bocuse)

    • ポールボキューズ市場にはカフェの様なお店もあります

    • タルタルとサラダ・リヨネーズ。子供はハンバーグステーキ

    • 鴨肉はジューシーでワインにとても合います

    • 生徒さん達のレストラン。ここでも予約でいっぱいだとか・・

    常に3ツ星を保ち続ける歴史的レストラン「ポール・ボキューズ」のオーナーでもあり、晩年には若手シェフの教育にも力をいれ料理学校を設立したり、日本のレストランとも提携をしているフランス料理界の巨匠ポール・ボキューズ氏。

    2018年にこの世を去った今でもリヨンには彼の考案した料理が引き継がれ、今もなお愛されています。

    リヨン市内にはポールの料理学校の生徒達が料理を作るレストランがあり、生徒といえでもハイレベルのお食事と空間を提供しています。

    今回は子連れなので、気軽にいけるポールボキューズ市場(Les Halles de Lyon)へ。パールデュー駅(gare de la Part Dieu)から徒歩5分。市場といってもデパートの食品売り場の様なちょっとお洒落な雰囲気です。
    色々な食材に目移りしつつ、リヨン風サラダ「サラダ・リヨネーズ」と鴨のコンフィを頂きました。とにかく絶品でした!
    予約無しでも入れるので美味しいフランス料理を食べたいけど、そこまで高級なところは・・という方におすすめです!

  • リヨンの旧市街(Vieux Lyon)

    • サンジャン大聖堂 Cathédrale Saint Jean Baptiste

    • 旧市街をお散歩

    • 小腹が空いたらクレープをぱくり

    • ソーヌ川に沿って旧市街が広がります

    世界遺産にも認定されているリヨン市内の歴史地区の中で、石畳の街並みや歴史的建造物が多く残るのが旧市街。

    カフェやブランジェリー、雑貨屋さん等のお店が並び、観光客が多く訪れます。

  • フルヴィエールの丘(Fourviere)

    • レトロなデザインのケーブルカー

    • オレンジ色の屋根が可愛らしい街並み

    • 聖堂内部は荘厳な雰囲気が漂います

    • フランス最古の古代ローマ建築・ローマ劇場跡

    旧市街の麓から出ているケーブルカー「フニキュレール」でフルヴィエールの丘へ行けば、リヨンの街を上から眺めることが出来ます。

    丘の上にはフルヴィエール・ノートルダム大聖堂(Norte Dame de Fourviere)があり、内部のステンドグラスやモザイク画が非常に美しく、入場無料なのでぜひ訪れてみてください。
    ケーブルカーFourviere駅を降りてすぐです。

    もう一つおすすめなのがローマ劇場跡。古代ローマ遺跡がリヨンにまだ残っています。フランスがローマ帝国の植民地だった歴史をうかがう事ができます。現在は野外イベント等で利用されています。大聖堂から徒歩5分程度の距離です。

  • トラブール(Traboule)探し

    • 建物には現在も住人がいます

    • 名産の絹織物を運んだとも言われ天井が高い通路も多いです

    • すぐに出口が見えるものもあれば

    • 昼でもかなり暗い通路もあります

    トラブールとは建物を直接横切る様に、中庭を通って路地を行き来できる抜け道の事です。

    ビルの外をぐるっと迂回するより、エントランスから入って裏口から抜けていくのが早いのと同じ感覚というと幾らか伝わるでしょうか。
    建物が横並びになっている路地を短縮して移動できる手段として、
    旧市街やクロワルッス地区に多く見られル、リヨン独自の観光スポットのひとつです。
    私有地を通る為、観光用に公開されているものもあれば、入口が施錠されているものもあります。
    今もひっそりと残るトラブールを探索されてみてはいかがでしょうか。

  • リヨンのお土産

    • 旧市街のブランジェリー

    • 旧市街のお菓子屋さん。パッケージも可愛いです。

    • シルク製品のお店

    • 空港でもリヨンの特産品が多く並んでいます

    リヨンの食べ物は目にも下にも美味しいものが沢山あるのですが、なかでもお土産におすすめなのが赤いプラリネを使ったお菓子。


    通常プラリネはナッツに加熱した砂糖を加えてカラメル化したものなので茶色いのですが、リヨンでは赤やピンクに着色したシロップを使って作ります。
    赤いものはプラリーヌ・ルージュ(Praline Rouge)
    ピンクはプラリーヌ・ローズ(Pralines Roses)
    どちらも女子受け抜群の色合いです。

    砕いたプラリーヌを混ぜたブリオッシュの菓子パン。
    ブリオッシュ・オ・プラリーヌ(Brioches aux pralines)
    もパン屋さんで必ず見つかる名物です。

    雑貨も素敵なものが沢山ありますが、リヨンは19世紀から絹織物産業で栄えた町。市内にも絹織物の工房やお店があります。
    上質なシルク製品は自分用やご家族、近しい人へのお土産として喜ばれると思います。