ビデオとDVD方式 | テレビ・ビデオはPAL方式。日本やアメリカのNTSC方式とは異なる。一般的な日本国内用の再生機では再生できないので、ビデオ・DVDなどを購入する際は要注意。 |
電話のかけ方 | 日本への国際電話は国際電話識別番号(00、990、994、999のいずれか)、日本の国番号「81」、市外局番(最初の0は不要)、電話番号の順にダイヤルする。 公衆電話はコイン用、テレホンカード用、クレジットカード用がある。テレホンカードは駅やキオスクやホテルのレセプションなどで購入できる。主要ホテルでは客室からダイレクトに国際通話が可能。 |
ビジネスアワー | 一般的な営業時間は次のとおりだが、あくまでも目安であり、店によって異なる。 【銀行】月~金曜9:00~16:15。土・日曜・祝日は休み。地方によって営業時間は異なる。ヘルシンキ市内は土・日曜も営業。 【ショップ】月~金曜9:00~18:00、土曜9:00~14:00が一般的。日曜は休み。デパートは月~金曜9:00~21:00、土曜9:00~18:00。基本的に日曜は休みだが、店によって営業時間は異なる。一部のスーパーや店では、日曜・祭日でもオープン。 【レストラン】店によってさまざま。早朝から深夜までオープンしているところもある。 |
市内交通手段 | ●ヘルシンキ 【トラム】 グリーンと黄色のツートンカラーで、市内の観光ポイントにアクセスするのに便利。特に3Tと3Bは環状線になっており、主な観光地を通っている。HKL社が運行するトラム、地下鉄、バス、フェリーは共通チケットで乗車可能。料金はゾーン制で、1時間以内なら相互乗り換えもできる。ヘルシンキ・カード(公共交通機関や博物館などの入場料が無料)や1日券などのお得なチケットもある。 【地下鉄】 1ラインのみだが、中心部から郊外まで走っている。市内中心部の移動にも便利。チケットはトラムと同様。 【バス】 市内をくまなくカバー。フロント前面に系統番号と行き先が表示されている。路線が複雑なので、観光客が利用するにはハードルが高い。チケットはトラムと同様。 【フェリー】 マーケット広場~スオメンリンナ島、マーケット広場~コルケアサーリ島、ハカニエミ~コルケアサーリ島の3路線をHKL社が運航。チケットはトラムと同様。 【タクシー】 流しのタクシーはないので、タクシースタンドから乗車するか電話で呼び出す。料金はメーター制。深夜や週末は割増料金になる。 |
国内線 | フィンランドの国内線は、フィンランド航空Finnair(AY)やその系列会社であるフィニッシュ・コミューター航空Finnish Commuter Airlines、スカンジナビア航空Scandinavian Airlines(SK)系列のブルー・ワンBlue 1などの航空会社が運航している。ほとんどの便がヘルシンキを中心に発着。地方都市同士を結ぶ便はほとんどなく、ヘルシンキ経由になる。 ●フィンランド航空(http://www.finnair.co.jp/) ●フィニッシュ・コミューター/ゴールデン・エア(http://www.finncomm.fi/) |
鉄道 | フィンランド鉄道VRが、総延長6000㎞の路線網を運営。ヘルシンキ~トゥルク、ヘルシンキ~タンペレ間は、特急列車ペンドリーノが走る。ヘルシンキ~ロヴァニエミのサンタクロース・エキスプレス、ヘルシンキ~コラリのオーロラ・エキスプレスなど、夜行列車も運行している。ペンドリーノやインターシティは全席指定なので予約が必要。スカンジナビア内を周遊する場合は、スカンレイルパス(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの国鉄が乗り降り自由)、ヨーロッパ各国と組み合わせる場合はユーレイルパスが利用できる。フィンランド国内で利用できるフィン・レイルパスもある。 |
バス | フィンランドは非常にバス路線の発達した国だ。南部や中部はもちろん、ラップランドまでも数多くのバス路線が整備されている。最大手のマトカフオルト社Matkahuoltoをはじめ、バス会社はいくつかあるが、料金もバスターミナルもすべて同じ。普通の路線バスのほか、ヘルシンキから北のロヴァニエミやサーリセルカまで行く夜行の直通バスもある。冬期のラップランドは減便する路線や、天候によって大幅に遅れが出たり、欠便する場合があるので注意が必要。 |
船 | ストックホルム(スウェーデン)~ヘルシンキ(フィンランド)、ストックホルム~トゥルク(フィンランド)など、北欧4カ国間を結ぶ航路が発達している。 |
車の運転 | 【運転時の注意点】 車は右側通行。道路整備は良好で、標識もわかりやすい。飲酒運転の取り締まりは厳しく、罰金や拘留などの刑罰が科せられる。シートベルトの着用は義務づけられている。 【レンタカー】 原則として25歳以上。国際運転免許証、日本の運転免許証、クレジットカードが必要。大きな都市の中心部や空港には、大手レンタカー会社のオフィスがある。 |
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