観て、食べて楽しむオランダの旅 | オランダの旅行記

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観て、食べて楽しむオランダの旅

エリア
オランダ
/オランダ
テーマ
街歩き
時期
2009/6/29~2009/6/29
投稿日
2009/8/15
更新日
2020/3/18
投稿者
本社スタッフ

初めてのベネルクス。今回の研修では、オランダベルギーを周遊してきました!一言でベネルクスと言えど、各都市ごとの雰囲気や町並みはそれぞれ特徴的で、すごく魅了されました。一人で行くも良し・グループでワイワイ行くも良し!そんなベネルクスの町並みをご紹介いたします。今回はオランダ アムステルダム編です。中心都市アムステルダムをメインにご紹介させていただきます。オランダと言えば『風車チューリップ』というイメージが強い方がほとんどではないでしょうか。しかし、他にも沢山の観光名所があります!さて、それではご覧ください!

  • アムステルダム スキポール空港

     まず、アムステルダムの玄関口のスキポール国際空港へ到着!旅行は出来る限り快適で気軽なものでなくてはならないと考えるスキポール空港では、全ての空港内の施設が1つのターミナルビルの中にまとまっています。出発、到着、乗継すべてが1つのビルの中で行われ、全て歩いていけるように工夫されています。そのためわかりやすく迷いにくい設計になっていて海外初心者の方でも安心できるとても易しい造りになっています。また、設備の内容もとても充実しています。簡単にリストアップしてみましたのでご参考になればうれしいです。
    ■荷物預かり所
    到着ホール1と2の下にある荷物預かり所で最長1ヶ月まで預けられます。

    ■カジノ
    出発に1時間くらい余裕があってゲームが好きな人にお勧めなのが、ラウンジ1のEピアとFピアの間のホランド・ブールバードにある「オランダカジノ」。スロットマシーンやルーレットで運試しをしてみては? 入場は18歳以上。搭乗券を提示してください。

    ■両替
    ラウンジ1、2、3にあるABN-AMRO銀行の支店や出発ラウンジ1と到着ホール1、2、3にあるTravelex で、日本円対ユーロを含む主要通貨の両替ができます。スキポールプラザにはGWK-Travelexの事務所があります。またUSドルのみの取り扱いになりますが、ラウンジ2に自動両替機が備えられています。

    ■シー・バイ・フライ・ショッピングセンター
    アムステルダム・スキポール空港のショッピングセンターの品揃えはデパート並み。香水、化粧品、お酒、タバコはもちろん、球根、チーズといったオランダ名産から、CD、書籍・雑誌、ファッション、皮革製品、宝石類、最新電気機器、食料品まで幅広く揃っています。
    See Buy Flyの店舗は全品を免税価格で販売。(EU圏内のフライトの搭乗券ではお酒とタバコは免税適用外になります)

    ■スキポール・プラザ
    薬局、本屋、電化製品、花屋、ファーストフード店などがあり便利。なかでもスーパーマーケットは、オランダの地元の食材を販売。出発前に加工品などをお土産に買ってみたり、到着時に日本産のカップラーメンやおせんべいなどのスナックを買いためておいたり、軽めのサンドイッチや飲み物を買っておくのもいいかも。
    またレンタカーや携帯電話のレンタル店のカウンター、ホテルの予約を代行してくれるホランド・ツーリスト・インフォメーションといった旅行者にとって便利な施設も揃っています。
    階下はオランダ各都市へのアクセスが便利なオランダ鉄道の「スキポール空港駅」になっていますが、チケットはスキポールプラザのなかのオランダ鉄道(NS)のカウンターで買い求めます。
    またタクシー及び近隣のホテルを巡回しているエアポートホテルシャトルは、スキポールプラザの外で待っています。エアポートホテルシャトルはプラザ内のカウンターで事前にチケットを購入。停車するホテルとルートなどを確認します。

    ■レストラン・カフェ・バー
    出国審査前のエリア
    スキポールプラザにはバーガキング、フラームセ・フライテス(フライドポテトとスナックのお店)、デリフランス・プラザ、グランドカフェ・プラザ、新鮮なジュースもあるジャングル・サンドイッチ・バーなど軽食が取れるお店が並ぶ。なかでもテイクアウトもできる中華と東南アジア系の混ざったYamYamは、洋食に飽きた日本人にも好評。ファミリー向けにはセルフサービスの食堂タッチダウン・レストランもお勧め。

    市内へのアクセス
    鉄道:空港ターミナルビルのメインホール、スキポールプラザの下(地下)に鉄道駅があり便利です。アムステルダム中央駅までは約15~20分です。以外に近い!料金の目安は約3.6€です。
    タクシー:ターミナルを出て左側にタクシー乗り場がございます。アムステルダム中心部までは早ければ約20分でアクセスできます。料金の目安は50~60€です。荷物が多い方にオススメです。
    バス:所要時間は約30~40分ほどで市内各所のホテルを巡るシャトルバスや市内主要部へ行く公共のバスも走っています。料金の目安は約12€です。

    スキポール空港は、空港内で1日楽しめるくらいの設備があるヨーロッパでも随一の国際空港です。オランダの滞在がますます楽しみになりました♪
    それでは市内へGO

     

  • アムステルダム中央駅

    アムステルダムの鉄道の玄関口であるアムステルダム中央駅です。1889年に完成したレトロな外観の駅です。あの東京駅のモデルになったとも言われています。確かによく見るとそっくりです!駅の両側には塔があり向かって左の塔が風向計、右の塔は時計になっています。風向計というのが水の街ならではで面白いですね。駅の裏手はすぐ海で水上タクシー運河クルーズの発着地点にもなっています。トラムの駅も正面にありここから主要観光地へトラムで移動できます。トラムの料金はゾーン制になっているので料金帯がややこしいですが近い移動であれば1€程度です。まさに庶民の足です。
    それではトラムへ乗ってレッツ観光へGO

  • ダム広場周辺~ヨルダーン地区

    写真説明 左:ダム広場 中央:王宮 右:ダム広場の夜

    ここダム広場は、アムステルダムのへそと呼ばれる中心地です。アムステルダムの語源にもなった広場です。日中は若者達が集まりとても賑わっています。中央駅からはトラムで1駅、歩いても10分程度なので歩きながら町並みを楽しんで移動するのもオススメです♪
    王宮は荘厳なルネサンス様式で現在は迎賓館として利用されています。夜はライトアップされとても綺麗です。また、王宮の裏手にはマグナ・プラザというショッピングセンターがあり、衣類・宝石などの高級店からチーズ専門店まで約40ものショップやレストランが軒を連ねる地元っ子にも人気のスポットです。

    ダム広場周辺にはフェルメールが洗礼を受けている新教会、レンブラントの部屋などが再現され他にも世界中の著名人のろう人形が見れるマダム・タッソーろう人形館などのスポットも多くあります。
    ダム広場から少し西に移動するとヨルダーン地区があります。旧市街の西側に位置するヨルダーン地区は下町の雰囲気が残り何だか懐かしい感じがします。見所としては大きな塔が目立つ西教会があります。オランダ一高い塔は85メートルあり塔へは登ることもできます。(約3€)もちろんすべて階段です。上からの眺めはアムステルダム市内を一望でき、登っただけの価値があると思います。西教会の共同墓地にはかの巨匠レンブラントも眠っています。西教会の近くにはアンネ・フランクの家もあります。「アンネの日記」で知られるアンネ・フランク一家が2年間隠れ住んでいた家で当時の面影が残ります。戦争の悲惨さを伝える数少ない場所で、今もなお世界中から訪れる人が絶えないといわれています。近くの西教会からは美しいカリヨンの音色が響きアンネもきっとこの音色を聞いて過ごしていたのでしょう。

    次はミュージアム広場へGO

  • ミュージアム広場

    写真説明 左:ミュージアム広場にあるモニュメント 右:アムステルダム国立博物館
    名前の通りこの広場の周辺には2つの美術館、1つの博物館があります。そのなかでもアムステルダムを訪れる人は必ずといっていいほど行くといわれる国立博物館は必見です。オランダが誇る美術館とうたっているだけあり、17世紀オランダ黄金時代を代表する多くのコレクションが堪能できます。その中でも圧倒的な人気を誇る画家はレンブラントフェルメールです。レンブラントの「夜警」はこの博物館のシンボルでこの絵だけの専用の部屋まで用意されています。まさに動き出しそうな躍動感のあるタッチは見るものを魅了してやみません。それほど芸術に興味がない私でもその凄さに圧倒したほどです。フェルメールの代表作「牛乳を注ぐ女」も有名です。
    国立博物館のすぐ近くにはファン・ゴッホ美術館があります。炎と燃えた画家、ファン・ゴッホが残した名画が数多く展示されグッズなども好評のようです。ここに展示されている代表作は、「カラスのいる麦畑」「フェルト帽子をかぶった自画像」「ひまわり」などがあります。ゴッホ好きにはたまらないスポットです♪

  • レンブラント広場

    写真説明 左:ムント塔 中央:シンゲルの花市 右:エルミタージュ美術館 アムステルダム別館

    広場の近くにはレンブラントの家があります。国立博物館にある「夜警」はここで描かれました。1階が住居、2階がアトリエになっており当時の状況がそのまま再現され面影が感じられます。レンブラントファンにはたまらないスポットです♪
    広場周辺にはムント塔シンゲルの花市があります。ムント塔は昔見張り塔だった場所で17世紀に焼失したが再建され現在は時計台になっています。時を告げるムント塔は15分おきにカリヨンの鐘の音を響かせます。通る際にでも聞いてみてはいかがでしょうか。
    シンゲルの花市はいつも多くの人で賑わっています。花を愛する国だけあり沢山の花が並びます。水上マーケットになっていて常設のボートの上に店が並びます。お土産で球根を買われる場合は検疫済みのものを選びましょう♪
    また、レンブラント広場から東に500メートルほど行ったところに今年の6月にOPENしたばかりのスポットとしてエルミタージュ美術館 アムステルダム別館があります。ロシアにあり世界三大美術館といわれるエルミタージュ美術館の別館で本館から貴重な作品が貸し出されています。ロシアまでわざわざ行かなくても雰囲気を堪能できます。

  • レンブラント広場周辺

    レンブラント広場の周辺にはオープンテラスがあカフェが数多くあり多くの観光客、地元に人で賑わいます。運河沿いにあるオープンカフェで観光の合間でひと休みするのがオススメです。

    マヘレのはね橋は1671年に建造された木製のはね橋の一つで夏の間は夜にライトアップされ綺麗です。20分おきに開閉されるので狙って見に行ってみてはどうでしょう。

  • 運河クルーズ

    アムステルダムといえば運河クルーズです。水の都の雰囲気を思う存分味わえます。クルーズの乗り場は市内にいくつかありアムステルダム中央駅ライツェ広場ミュージアム広場付近にあります。1日券は18€です。クルーズのほかにもカナル・バイクという足こぎボートもありアンネ・フランクの家アムステルダム博物館ライツェ広場ケイゼルス運河の4ヶ所に停泊ポイントがあります。時間内ならどこで降りても乗り降り自由で自分のペースで運河の観光を楽しめるのが魅力です。料金は1時間8€
    これらを使って運河からの街並みを見るのもいいものです。アムステルダム観光の中でもおすすめです。

  • オランダグルメ

    写真説明 左:フリッツ&クロケット 中央:ハイネケン 右:ハーリング

    さてお待ちかねのグルメのご紹介です。オランダ料理といっても数多くあります。おやつ感覚で食べる料理が多い中で私が食べたのはフリッツ(フライドポテト)クロケット(コロッケ)ハーリング(ニシンの塩漬け)です。
    フリッツは街中でも売っているところが多いオランダ人の大好物です。マヨネーズで食べるのがオランダ流♪クロケットはおなじみのコロッケの元祖です。中身はバラエティー豊かで私が食べたのはカレー風味でした。街中には自販機があり若者が小腹がすいたときに食べるようです。ハーリングとはニシンの塩漬けのことでトッピングでたまねぎやピクルスと食べるのが主流です。旬が5-6月で脂がのっていてとても美味でした。白ワインとかにあいそうな味わいです。尻尾をもって上を向いて食べるのがオランダ流です。一度お試しあれ♪他にも豆や野菜などを煮込んだエルテンスープ、マッシュポテトに茹で野菜を混ぜたスタムポットが有名です。
    また、オランダといえばオランダビールです。個性派のビールが数多くあり日本に馴染みの深いものでハイネケンがあります。日本でも未発売のハイネケンも沢山あるので是非味わってみてはいかがでしょうか。ハイネケンのことをもっと知りたいというビール好きに必見なスポットとしてハイネケン・エクスペリエンスというビールのアトラクションもあります。3杯まで無料で試飲ができるためビール好きにはたまらないスポットといえるでしょう!

  • アムステルダム 番外編

    写真説明: 左:風車のような建物 中央:チーズ 右:飾り窓地区付近

    アムステルダムの観光スポットをご案内してきましたがここで一つ注意点があります。右の写真で飾り窓地区というものがありますが、日本でいう歌舞伎町のような地区があります。ストリップのお店などが並びにぎわっており、行く人が行けば楽しいところです。ここで一つ注意が必要なのは写真撮影は厳禁です。場所柄写真にとても敏感でお店の人などがきて取り上げられたりして怖い思いをすることがありますので観光の際はくれぐれもご注意を!といっても観光するだけなら特に怖いところではないですのでご安心ください。異文化の雰囲気を楽しめるスポットです。

    さて、ここまでアムステルダムを中心にご案内してきましたが、オランダはアムステルダムだけではもちろんありません。そこで最後にアムステルダム近郊にある街をご紹介させていただきます。上にも写真がありますがオランダといえば風車!という方が多いのではないでしょうか。しかしながらアムステルダムには風車はありません。ちなみに上の写真はアムステルダムの風車のような建物で本物ではありません(笑)風車が見たいという方にオススメな場所がザーンセ・スカンスという村とキンデルダイクという村です。

    ザーンセ・スカンス
    アムステルダムから北へ約15キロのところに位置し、絵本を開いたような風車の村があります。現在は風車が4基あります。アムステルダム中央駅から電車で約20分でコーフ・ザーンダイク駅下車、駅からは徒歩またはフェリーで約20分でアクセスでき日帰りでの観光も可能です。アムステルダムからバスや日帰り観光もあります。村にはチーズ工房や木靴工房、風車博物館などがあり観光客を楽しませてくれます。世界弾丸トラベラーでギャル曽根がパンケーキをたらふく食べたレストランもこの村にあります。とりあえず風車は見たいけどあまり時間がない方にオススメです。

    キンデルダイク:ロッテルダムの南東15キロの場所に位置し、アムステルダムからは鉄道とバスを乗り継いで約2時間でアクセスできます。ここでしか会えない19基の風車は圧巻で岸辺に並ぶ壮観な風車群は世界遺産にも登録されています。世界中のカメラマンがその風景を絶賛するほどです。4-10月は内部の見学も可能です。私も次にオランダへ行った際は必ず行きたいスポットです。

    他にもアムステルダム周辺にはチーズで有名なアルクマールエダムがありチーズ市も開かれます。また、鉄道で2時間圏内でミッフィーで有名なユトレヒト、経済の中心都市ロッテルダム、デルフト焼きという陶器が有名なデルフトなど数多くの見所ある街があります。

    私自身、オランダはそれほどイメージがなかったのですが、今回実際行って観光をしてみてその魅力を感じました。もっと観光したい場所も多くありもう一度訪れることになるかもしれません。皆様もこのたび日記を見ていただきオランダの魅力を少しでも感じていただければ幸いです。