コペンハーゲン観光の新定番!”世界一美しい”美術館と古城をめぐる旅 | デンマークの旅行記

支店
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コペンハーゲン観光の新定番!”世界一美しい”美術館と古城をめぐる旅

エリア
コペンハーゲン
/デンマーク
テーマ
美術館巡り
時期
2018/5/11~2018/5/11
投稿日
2020/5/13
更新日
2020/5/15
投稿者
ゆゆゆ様

デンマークの王道観光と言えば、カラフルな家が立ち並ぶニューハウン、

美しいアマリエンボー宮殿、海辺にたたずむ人魚像……
実はデンマークにはコペンハーゲン以外にも
たくさんの見逃せない観光地があるんです!
 
今回は、定番スポットは行きつくした、もしくは時間が余っちゃっいそう……という方に向けて、
コペンハーゲン郊外に位置するおすすめスポットを紹介します
それが、海と緑に囲まれ、”世界一美しい”と称されている「ルイジアナ近代美術館」
『ハムレット』の舞台にもなった「クロンボー城」
日本ではあまり知られていないけれど、
どちらも見ごたえのある人気スポット!
さらに港からはフェリーでスウェーデンに渡ることもできちゃうんです!
北欧の新たな魅力を一緒に探しに行きましょう
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日数:7日間  
旅行代金:232,800円~694,800ツアーはこちら

  • 住宅街の奥にひっそりとたたずむ美術館

    • お屋敷のような入り口

    • 緑の芝生が印象的

    • まっすぐ伸びる回廊

    • これも美術館の敷地内!

    「ルイジアナ近代美術館」は、コペンハーゲン中央駅から電車に乗って約30分

    フムレベックという海沿いの小さな街にあります

    案内板に従って静かな住宅街の中を分ほど歩いていくと見えてくるのが
    蔦の絡まるこじんまりとしたお屋敷…実はここが美術館の入り口なんです

    元は邸宅だったものを美術館に改築したそうですが、
    その内側には入り口からは想像できない壮大な空間が広がっています
    そう、ルイジアナ美術館の特徴の一つはその広大な敷地
    建物の内側も外側も、すべてがアート作品を展示する場所!

    増築を繰り返した建物は回遊式になっていて、
    直線的な建築デザインはデンマークらしくモダンでスタイリッシュ
    生い茂る美しい緑や、目の前に広がる水平線も一つの芸術作品のようです

    わたしの行った日はあいにくのお天気でしたが、
    晴れていると対岸にスウェーデンが見渡せますよ

  • アートと自然の共存する空間

    • ジャコメッティの銅像と大きな窓

    • 一風変わった現代アート

    • 映像を使った企画展

    • ミュージアムショップも充実

    展示物の目玉のひとつがジャコメッティの『歩く人』

    空間を最大限に利用した展示方法には思わずため息がこぼれます…
    大きな窓の向こうの景色は四季によって移り変わり、
    行くたびに違う表情を楽しめるのも魅力のひとつ

    そのほかにもユニークな絵画やポップアート、
    映像を使った奇抜な企画展など、面白い作品がもりだくさん!
    わたしが行ったときは改装中で見ることは叶いませんでしたが、
    草間彌生のインタレーションもありますよ

    きっとお気に入りの作品が見つかるはず!

  • 美術館でゆったりと過ごすひととき

    • 森の中の銅像

    • 素敵な小道もたくさん

    • あたたかみのあるモダンな建物

    • レストランでランチを

    順路は特に決まっておらず、気の向くままに歩いて作品を鑑賞し、
    肩の力を抜いて過ごすことができるのも居心地のよさのひとつです

    鑑賞に疲れたら、海辺を散歩したり、
    レストランでランチを食べたり、芝生に座ってみたり…
    ここが美術館であることを忘れてしまうくらい、
    自分のペースで思い思いの過ごし方ができます

    都会の喧騒から離れ、ゆっくりとした時間の中で
    美しい自然とアートに包まれるぜいたくなひととき

    美術が好きな方はもちろん、そうでない方も大丈夫
    さまざまな作品と北欧ならではのモダンな建築と美しい自然が織りなす光景は、あなたの美術館の概念を大きく変えてくれるはず

  • 海の最前線に建つ世界遺産・クロンボー城

    • クロンボー城とたなびく国旗

    • クロンボー城の入り口

    • 海を向く大砲

    • レンガが印象的な中庭

    ルイジアナ美術館へ行くなら、

    必ずセットで行ってほしいのが「クロンボー城」

    美術館から再び駅に戻り、電車で約20分
    海岸に望む古城で、世界遺産にも登録されています

    ”生きるか死ぬか、それが問題だ”という有名な台詞でおなじみ、
    シェイクスピア『ハムレット』の舞台にもなっています
    城にぐるりと囲まれた広い中庭では、毎年夏に演劇が行われるようです

    城というより、どちらかといえば館や要塞のような印象がありますが、
    15世紀に海峡の通行税徴収のために建設され、何度かの再建の末、現在の姿になりました
    堅牢な城壁と菱形の濠、そして海に向かって立ち並ぶ大砲からは、
    歴史的な重要拠点だったことがうかがい知れます

    お天気にはあまり恵まれませんでしたが、
    どんよりとした空の下だとかえって迫力を感じられるかもしれませんね

  • ロマンあふれる古城

    • タイルがおしゃれな大広間

    • ホルガー・ダンスクの像

    • 巨大なタペストリー

    • 北欧で特徴的な二階建ての教会

    美しい北欧ルネサンス様式の外観もさることながら、
    内側にも見どころがたくさんあります

    モダンなタイルが印象的な大広間や、
    18世紀の家具や調度品が飾られた住居
    室内には巨大なタペストリーが壁一面に飾られていました
    わたし自身、北欧の城をはじめて見たのですが、
    他の国との違いや発見も感じられてとても楽しめました

    さらにクロンボー城には地下牢もあるんです!
    中は洞窟のようになっていて、ちょっとした探検気分も味わえますよ

    奥には眠れる巨人の像が…
    国家が危機になると目覚める、と言われている伝説の英雄で
    デンマークでは「ホルガー・ダンスク」という名前で親しまれているそうです

    ぜひクロンボー城に行って、
    『ハムレット』の世界に浸りながら、
    デンマークの歴史に触れてみてはいかがでしょうか?

  • フェリーでスウェーデンまで20分!

    • ヘルシンボリの港広場

    • フェリーの中の様子

    • ヘルシンボリのランドマーク

    • ソフィエロ城の庭園入り口

    クロンボー城の建つヘルシンゲルの港からはフェリーも出ているので
    スウェーデンのヘルシンボリにも気軽に行けちゃいます
    海峡の距離はなんとたったの4km!
    フェリーは30分おきに就航しており、直前でチケットを買うこともできます
    季節によりますが片道は千円以下で、所要時間は約20分です

    ちなみにわたしはスウェーデンからデンマークに行く際に
    フェリーを利用しました
    スウェーデン人はよくこのフェリーに乗って、
    酒税の安いデンマークにお酒を買いに行くみたいです

    ヘルシンボリでは、デンマークとはまた印象の異なる煉瓦造り街並みや、
    美しい港町、ソフィエロ城の庭園などが楽しめます!

    帰りはヘルシンボリから電車に乗って、
    スウェーデンの海岸沿いを眺めながらコペンハーゲンに戻る、という電車の旅もおすすめです

    ※デンマークからスウェーデンへの入国は
    ボーダーコントロールがあるのでパスポートを持っていくのを忘れずに!

  • コペンハーゲンだけで終わるのはもったいない!

    • ヘルシンゲルの港には人魚姫の男性バージョンの銅像が

    今回は、北欧周遊ではなかなか取り上げられないエリアに
    スポットライトを当てて取り上げてみました

    ルイジアナ美術館もクロンボー城も、
    コペンハーゲンからのアクセスもよく、プチトリップにぴったりです

    わたしも実際にこの二つの場所に行ってみて、
    デンマークのことがますます大好きになりました!
    北欧の周遊は首都を回るツアーがメインになっていますが、
    地方にも魅力のある場所がたくさん詰まっています!

    コペンハーゲンの観光の際には、ぜひ足を延ばして
    新しい魅力を発掘してみてください!