最近TVなどでも人気の世界遺産『チンクエテッレ』 ここは、岩壁に張り付くように点在するモンテロッソ・ヴェルナッツァ、コルニーリア、マナローラ、リオマジョーレの5つの村を合わせて「チンクエテッレ」(5つの土地)と呼ばれています。 平地のほとんどない厳しい自然の中に人間が生きるために造り出した小さな村と畑の美しさは、見た者すべてを驚かしてくれるような場所です。 隔絶された環境が残した手つかずの自然と5つの美しい村々は、似ているようでそれぞれ異なった雰囲気があり、また海から眺める岸壁と入江とカラフルな可愛いらしい家並みは感動間違いないでしょう。 今回私たちは、スケジュール上、フィレンツェから急ぎ足で訪れましたが、ここでの観光では忙しさは禁物!!! どこかひとつの村に滞在をし、海を眺めながら、すべてを忘れゆるやかな時を過ごしてみてください。きっと心安らぎ、お気に入りのスポットが見つかり最高のバカンスになるはずの場所でしょう!
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ここは、チンクエテッレ同様に断崖が迫りくる海岸沿いにあります。街の名前は女神ヴィーナスに由来し、四季の花が咲き誇るリゾート地です。また何といっても、とってもカラフルで細長い家々が並んだ風光明媚な町並みは、一度見たら誰でも目と心に焼くつく位、可愛い景色です。
海岸の通りに並ぶカラフルな家々は、ついつい一休みしたくなる眺めがGOODなレストランのようです。
ここでキラキラ眩しいくらいの太陽の下で、のんびりリゾートライフは絶対にお勧めです。
(写真:左)カラフルな家々
(写真:中央)ボートもいっぱい止まっています
(写真:右)綺麗で美しい海
今回私たちは残念なことに道路の交通事情で、ポルトベネーレからの船に乗り遅れてしまいました。
どうやら船は、きっちり定刻通りに発車するようですので、余裕を持って行かれることをお勧めします!
そこでラ・スペツィアから電車にてチンクエテッレの一番遠い村モンテロッソ・アル・マーレへ移動しました。電車では意外と約15分程度で到着と早い移動になります。
岩壁の中をくり抜いて作った電車道は、船とは異なる楽しい移動手段でした!
ラ・スペツィアは、イタリア屈指の軍港であり、海軍技術博物館やサン・ジョルジュ城や白黒のボーダーのファサードになるドゥオモがあります。
夏季の混み合うチンクエテッレのホテルが予約できなかった際に、ここに宿泊されてもお勧め穴場場所です!!!
(写真:左)ラ・スペツィア駅
(写真:中央)駅のヴァリッドは忘れずに!
(写真:右)このチンクエテッレカードは観光や移動にお勧め!トレーノの特典の他、チンクエテッレ保護区間内とレバント‐ラ・スペツィア間の船が乗り放題となります。大人用と子供用の2種類の1日券のみとなります。購入後は裏に自分の名前を記入していないと、チェックの際に罰金を取られる場合もあるので、注意してください。
チンクエテッレの中で最も西に位置する最大きい村「モンテロッソ・アル・マーレ」
駅を下車すると、目の前はすぐにビーチ!!!
ここは砂浜のビーチが有名で、夏になると海岸沿いはカラフルなパラソル(有料)でいっぱいになり、バカンスを楽しむワクワクする気持ちが高ぶります!
(写真:左)駅前の美しい道
(写真:中央)カラフルなパラソル達
(写真:右)ちゃんと脱衣所も完備しています
(写真:左)綺麗な青いビーチ
(写真:中央)たくさんのボートで遊んでもいいですね!?
(写真:右)段々畑の葡萄栽培が有名のようで、到る所に葡萄畑があります!
街は旧市街地と新市街地に分かれ、ラ・スペツィアからの船が着くのが旧市街。新市街は港を背にして右手にあるトンネルを抜けるところにあります。
新市街のほうが、可愛いピンクの壁がいっぱいでお店が賑わっています!
チンクエ・テッレ名産の食後酒のシャッケートラや、リモンチェッロなどのリキュールが、インテリアにもなりそうなカワイイ形のボトルや小瓶に入れられてたくさんの軒先に並べられています。
これらはお土産にもお勧めです!
(写真:左)新市街へ向かうトンネル
(写真:中央)新市街のピンクの町並み
(写真:右)街には綺麗な花がいっぱい
(写真:左)色々な種類のワインは黒いラベルがお勧めのもののようです
(写真:中央)チンクエテッレ名物のショートパスタ
(写真:右)豊富なパスタソースは、試食可能!これは重くなるけどたくさんお土産に持って帰りたくなるほどの絶品でした!!!
モンテロッソ・アル・マーレの一押しお勧めレストランが、ここ!!!
「IL CILIEGIO」
場所は新市街から少し丘を超えるため徒歩は大変ですが、事前予約をすると車で新市街までお迎えにきてくれるサービスがあります!
このレストランは、とにかくテラスからの食事がお勧め!
モンテロッソ・アル・マーレの海も葡萄畑も見える絶景スポットの中で、美味しい食事が堪能出来ます。
またモンテロッソ・アル・マーレに訪れたら、また絶対に食事しに来たくなるようなレストランです!!!
(写真:左)送迎車
(写真:中央)テラスでの食事
(写真:右)店内ではこんな感じです
このレストランは、魚介の料理ももちろんのことですがワインが絶品☆
自家製のワインで、飲みやすく冷たい白ワインは最高です!
いつまでもとても美味しい魚料理のおつまみと一緒にワインを飲んでいたいと思うこと間違いなし!!!
(写真:左)美味しい料理を作ってくれる優しいお母さん
(写真:中央)可愛い壺に入ったハウスワイン
(写真:右)美味しい種類豊富な前菜
(写真:左)ムール貝の肉詰め
(写真:中央)たたき鰯のフリッタ
(写真:右)大きな鍋に入ったシーフード満載のトマト味ショートパスタ
(写真:左)自家製ワインをかけて食べる大人のデザート
(写真:中央)さっぱりレモンのジェラート
(写真:右)レストランから見る景色
今回は、ランチに訪れましたが夜がライトアップをしている夜景が見ることができるレストランです。夜は特にハネムーンの方にお勧めしたい地元でも穴場の場所です!
レストランから帰りも送迎車で新市街まで送ってもらい、旧市街の船乗り場へ移動すると、たくさんの船が止まっています。
船場近くは、ビーチが続いていて、リゾート客がたくさんいました。
(写真:左)船場近くの砂浜
(写真:中央)船乗り場
(写真:右)船内
モンテロッソ・アル・マーレから出発してから1番始めに停船するのが、「ヴェルナッツァ」
この村は、小さいな湾の周りに広がり、狭い通りや小さな教会など、古いイタリアの村という雰囲気を感じるところです。
湾の西側にあるサンタ・マルゲリータの手前の階段を登ると小さな広場に出て、そこから見る湾の全体が絶景スポットと言われます。
(写真:左・中央)カラフルな街
(写真:右)電車が通る岩が海から見えます
2番目に停船するのが、「コルニーリア」
この村は海岸沿いに造られた葡萄畑のふもとにあります。
海抜100Mの断崖絶壁にカラフルな家々が固まって立ち、そこからチンクエテッレの険しい海岸線を望むことが出来ます。
(写真:右)断崖絶壁に隠れている村
(写真:中央)周りは葡萄畑でいっぱい
(写真:左)淡いパステルカラー調の家々が多い村
3番目に停船するのが、「マナローラ」
私たちはここで下船してリオマジョーレへ歩くことにしました。
「マナローラ」は、村の歴史がとても古く、坂の多い道であり、ごつごつした岩の険しい岬の上に造られ、海岸には小さな港があります。
また街の中ほどからリオマジョーレに向けて「愛の小道」が延びます。
(写真:左)駅に、電車が停車していました
(写真:中央)坂道が、少々キツイですがハイキングがてらにはお勧めです
(写真:右)こちらもカラフルな家々がいっぱい
Via dell'Amolle 愛の小道
ここは、かつて恋人達が逢瀬を重ねたと言われる、リオ・マッジョーレとマナローラを結ぶ散歩道。
断崖から青い海を見ながら歩くことができます。
所要時間は30分程度ですが、道中のカフェで休んだり、ベンチで愛を語り合うのもお勧めです!
また海岸線の絶壁の沿うように岩肌を削って造られた遊歩道は、水しぶきも飛んでくるスリルもあったり!!!
(写真:左・右)ハイキング中は美しい景色が続きます
(写真:左)可愛い小さな花が咲いています
(写真:中央)愛の銅像
(写真:右)小道の洞窟には、落書きもあったのが、少し残念。でも結構上手な絵がたくさん!
チンテッレ5つ目の一番東側の村。
街は中世独特の塔の家が残る「愛の小道」最終点です。
ここでチンクエテッレの5つの村が巡り終わります。
各村々には、本当にそれぞれ異なった特徴があり雰囲気が違うので、是非お気に入りの村を効率よく巡って見てください!
(写真:左)ハート型が門の上部に付いた「愛の門」
(写真:右)チンクエテッレの地図