ここ数年間、日本外務省の安全情報の危険度レベルが高かったケルマーン州。
イラン南東部ケルマーン州には、岩石の多いルート砂漠やたくさんの世界遺産があります。
ケルマーンの街歩きでは、バザールの横にGanji Ali Khan Hammam Museum(ハマム美術館)があり、昔のお風呂の様子が蝋人形であらわされていて、大変見ごたえある楽しい観光場所があります。
ジーロフトはイラン南東部ケルマーン州の都市です。紀元前 3000 年~紀元前 500 年頃にアラッタ文明が存在したことで知られ、発掘調査が進められています。 メソポタミア文明と同時期に存在し交易が行われていた可能性があり近年注目を集めています。
シャフレ・ダキアヌス遺跡やタッペ・コナール・サンダール遺跡から発掘された貴重な物品がジーロフト博物館に展示されています。
ケルマーン州の要塞都市の世界遺産アルゲバムがあります。
アルゲバムの歴史は紀元前パルティア時代の遡りますが、中世より東西交易の拠点として栄え、1722年にアフガン人の攻撃を受けて以降は廃墟となりました。2003年12月には大地震に見舞われ、遺跡の約7割が崩壊してしまいました。
その後、2004年7月に「バムとその文化的景観」としてユネスコの世界遺産に登録されると「危機にさらされている世界遺産」リストに登録され、修復作業が少しずつ始まりました。
現在は、アルゲバムはイラン政府によって修復・保全され、2013年に危機遺産リストから除外されました。
是非、実際、復活を遂げたパワースポットのアルゲバムに行ってみてください!
壊れる前はどんなに美しかった場所なのでしょう。。。
こんなに美しい日干し煉瓦の城郭が、とにかく感動です!
アルゲバムの前には日本の旅行会社の提案によって寄付金で建てられた学校がありました!
イランの地下用水路のカナートは世界遺産です。
世界で最も大きな日干し煉瓦でできた建築物のひとつといえば、アルゲ・ラーイェンです。
ケルマーンの郊外にある美しい町のひとつがマーハーン。
マーハーンには風車を利用した美味しいレストランがあります。