■□■□ マレーシアの新しいデスティネーション・「イポー(IPOH)」に行ってきました! □■□■ 「イポー」ってどこ~??という方も多いと思いますが、イポーとは、既にマレーシアの旅行先として メジャーな「ペナン島」と首都「クアラルンプール」の中間に位置する、マレーシア第3の都市。 クアラルンプールからは車で約3時間、ペナンからは約2時間半。 鉄道(特急)だと、クアラルンプールから約2時間半の距離です。 そんなイポーは、かつてスズ鉱山で栄えた街で、石灰岩の岩山に囲まれた幻想的な風景と、 コロニアル調の街並みが残るノスタルジックな街なのです☆ 車がイポーに近付いてくると、深い緑色の山々と、切り立った崖のような景色があちらこちらに見えてきます。 ヤシの森や熱帯雨林やのどかな田園風景がどこまでも続く、マレーシアで見慣れた光景が ここに来るとガラっと変わり、イポーという街に着いたことがわかります。 この石灰岩の地層のおかげで、ミネラルをたっぷり含んだ水が湧き それが料理や飲み物をおいしくするそうで、<美食の街>としても有名なんだとか☆ そんなイポーの街をご紹介します。
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まず訪れたのは、街の中心部から少し離れたところにある
隠れ家高級リゾート「「ザ・バンジャラン・ホットスプリングス・リトリート」 。
ここはおよそ400万年前に形成された石灰岩の切り立った崖を背に
洞窟を利用して建てられた、とても静かな隠れ家リゾートです。
客室は全26室で、すべてヴィラタイプになっており、陸上のプール付きヴィラ&池の上の湖上ヴィラがあります。
おススメは陸上のプール付きヴィラで、150㎡というとても広々とした敷地に
広いベッドルーム、オープンエアダイニング、縦長のプールに、
ダブルシンクのバスルーム、そして庭には温かい温泉のジャグジーが♪
落ち着いたモダンなインテリアで、本当に家のようにくつろいで過ごせる造りになっています。
そして面白かったのが、リゾート内の数々の施設!
・ミネラルを豊富に含んだ大小の天然温泉
・ドクターフィッシュも泳ぐ足湯
・天然の洞窟内で火を炊く本格的なサウナ
・同じく天然の洞窟を利用した涼しい休憩スペース
・本物のクリスタルが輝く洞窟瞑想室
・広い洞窟内を丸々利用したレストラン&バー
など、温泉や洞窟をうまく利用したこの地ならではの施設やサービスばかり。
このような本格的な洞窟&スパリゾートは今まで見たことがなく、とても面白いと思いました。
洞窟の施設などは入る前には「言っても結構狭いんだろうな・・・」と思っていたのですが、
実際には洞窟内はとても広く、天井も高く、洞窟レストランなどは本物の鍾乳石が多数そびえていたりと、
まるで居空間にいるようで「こういうリゾートは他にはない!」「泊まってみたいー」という声が多くあがっていました。
さらに、ここはスパリゾートと謳っているだけあって、充実したスパ施設もあります。
スパルームは15部屋あり、マレー・中国・インドの各施術やメニューが揃っており、
トリートメントメニューは約100種類もあるとのこと。
しかも、トリートメントルームもマレー風・中国風・インド風とそれぞれ異なる様式の
インテリアになっている点が、マレーシアならではのこだわりを感じさせます。
日本人スタッフは居ないとのことですが、ぜひ日本人のお客様に紹介していきたい、注目のリゾートです!
写真 左) 開放感と落ち着きを備えた大人のリゾート
写真 中央) 敷地内にはこんな石灰岩の壁がそびえ、中には洞窟が
写真 右) 洞窟内レストランはムード満点!
ランチはイポー名物の「もやしチキン」を街中のローカルレストランで食べることに。
「もやしチキン(アヤム・タオゲイ)」とは、<茹でたチキン(アヤム)とその茹で汁で湯がいたもやし(タオゲイ)>
に旨味醤油ダレをかけて食べる、というビジュアルも至ってシンプルな料理なのですが・・・
これがとっっても美味しい♪♪ シンプルなのにやみつきになる美味しさ!
もやしが本当にシャキシャキで歯応えがあり、白いゴハンにも米麺にも合うので、いくらでも食べられそうです。
ミネラルをたっぷり含んだ美味しい水で育っているというイポーのもやしは、
私の知っている近所のスーパーのもやしとは全く違っていました。
もやしめ・・・ 実はこんなに美味しかったのか・・・ やるな・・・! という衝撃。
しかもローカルレストランなら、他にご飯や麺やスープやドリンクなどたくさん頼んで、
お腹いっぱい食べてもRM11(=約330円)くらいという、コストパフォーマンスの素晴らしさなのです!!!
その他にも、イポーの街中には美味しい料理がいっぱいで
・ソルトチキン (チキンを丸ごと紙で包み、塩の中で蒸したもの)
・ツバメの巣のスープ
・豆腐花 (ツルンとした豆腐のスイーツ)
・名物ホワイトコーヒー (イポー発祥の白っぽいコーヒー)
などなど、数々の名物ローカルグルメが楽しめます!
マレーシアの人たちも、イポーグルメを求めて週末にやってくる人たちが多いとのこと。
美味しいものに目がない方には、とってもお勧めの街ですよ~☆
写真 左) イポーに来たら絶対食べたい「もやし」と「チキン」!
写真 中央) 「ソルトチキン」はテイクアウトも可能です♪
写真 右) 大人気の「豆腐花」屋さん☆
お腹がいっぱいになったところで、イポーの観光スポットへ。
まず訪れたのは、中心部にある「イポー駅」。
ここは1917年に建てられた鉄道駅で、白亜の外観がとても美しいコロニアル建築です。
以前はホテルとしても利用されていたそうですが、今は駅舎としての
機能のみとなっており、多くの人々が列車を待っていました。
外国の鉄道が好きな私は、駅舎やホームや待合室を歩き回って見ていたのですが、
歴史のある駅というのはとても素敵で、そのまま列車に飛び乗ってしまいたい気分になります。
ちなみに、クアラルンプールからイポーへは列車で2時間半ほどなので、ちょっとした鉄道旅気分が味わえますよ。
次は、駅から車で20分ほどの距離にある古城・「ケリー城」を訪れました。
ここは英国人のゴム荘園主だった方が1914年に建築を開始したものの、完成を見ぬまま
亡くなってしまったため、長く忘れ去られていた建物で、近年になって草むらから発見されました。
石造りの美しい建物は、完成すれば6階立てのタワーや、マレーシア発のエレベーターなどが取り付けられる
予定だったそうで、当時としては非常に豪華で画期的な建築だったとのこと。
今ではその面影を残すばかりですが、美しいシルエットの柱に、繊細な形の窓枠、
当時の優雅な英国風インテリアを再現した部屋などを見ながら歩いていると、
この建物の完成を心待ちにしていた、建築主の想いが伝わってくるようでした。
余談ですが、訪れた際、ちょうど城内で現地のカメラマンやモデルさんが雑誌か何かの撮影をしていたのですが、
そのショットがもう「画になり過ぎ」ていて、思わずウットリ・・・。
写真 左) 白亜のイポー駅は存在感たっぷり!
写真 中央) ケリー城の撮影ポイントから一枚
写真 右) ケリー城は英国とマレーシアが融合した建築様式
その他にも、石灰岩の洞窟を利用した仏教寺院があったりと
他の都市とは一味異なる魅力を持った【イポー】では、マレーシアの魅力の多彩さを感じられました。
まずは、クアラルンプールから日帰りで遊びに行っていただくのをおススメ致します!