スリランカ・サファリの心得~ヤーラ編~ | スリランカの旅行記

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スリランカ・サファリの心得~ヤーラ編~

エリア
スリランカ
/スリランカ
テーマ
動物を見る
時期
20140519~2014-0526
投稿日
2014/6/7
更新日
2020/7/24
投稿者
エスティワールドスタッフ

スリランカといえばゾウ!ですよね。でもそれだけじゃなかった。 手つかずの遺跡と大自然に囲まれたこの国で、今回は定番のシギリヤ・ダンブッラ周辺を訪れた際にオプショナルツアーとして人気のあるミネリア国立公園(時期によってはカウドゥラ国立公園)のエレファントギャザリングと、スリランカ南部にあるヤーラ国立公園のサファリツアーに参加してきました。 サファリツアーに適している時間帯は早朝か夕方以降。 スリランカ自体が年中常夏で日中は自分達がバテるということに加え、動物たちも朝晩の方が活発で遭遇率が格段にアップするから。 ぜひお持ち頂きたいのが双眼鏡かオペラグラス、もしくは望遠レンズのカメラ。 サファリツアーなのに貸出とかはありません。 サファリガイドさん並に視力に自信のある方ならいざ知らず、私の場合、ガイドさんに教えられた方角を探してやっと見つけた時にはせいぜい走り去っていく後姿か、すっかり隠れて見られないことも。 逆に動かないワニだの水飲み中、お休み中の動物たちは、周りの景色と同化してこれまた探しづらいのです。    

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日数:5日間  
旅行代金:172,700円~274,700ツアーはこちら

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    まずはスリランカのシンボル、世界遺産のシギリヤロックに登って古代都市に思いを馳せ、見渡す限りジャングルという素晴らしい眺望を楽しんだら、夕方を待ってミネリア国立公園へゾウの大群に会いに行きましょう。

    ジープに乗りこんでいざ出発!
    入口のゲートを抜けるとひたすらデコボコ道が続く。
    わざとじゃないかと思うほど道がガタガタでよく揺れる!
    これはサファリに限らず言えることですが、スリランカの旅行は移動時間が長く、十分に舗装されていない山道も多いので、酔い止めをお持ち下さいね。

    さて、最初のうちは、ニワトリやクジャク、ワニなどを見かけるたびに大喜びしていたものの、さすがに延々20分ほど続くとこのまま入口に戻るんじゃないかと不安に。

    ところがジャングルを抜け、急に視界が広がってきたと思ったら・・・
    いました!!
    大きな川のほとりにゾウの群れが!
     
    (写真左)ゲート入口


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    ピークの7月~9月には200頭ほど集まるそうですが、それでも50頭以上の大小様々のゾウたちが、たいていはモクモクと草を食べ、たまにはケンカをして声をあげ、お母さんにくっついてミルクを飲んで。
    ジープでゆっくり近づいても全く動じることなく、しばしその姿を堪能。
    そののんびりした様子と見渡す限りの緑に、癒やされる~!
    記念写真もお忘れなく。

    出発からずっとジープの荷台に立ちっぱなしだったのが、帰り道には大満足して、ようやく落ち着いて座ることができました。

    ビンナワラの象の孤児院もいいけれど、野生のゾウのスケールはデカイ!
    オプショナルツアーだと送迎も含めて所要時間3時間程。
    一年中ゾウを見ることができますが、群れで見られるのは5月~11月ぐらいとのこと。
    そうそう、サファリを楽しんだ後は、お礼の気持ちを込めてガイドさんや運転手さんにチップを手渡すこともお忘れなく。

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    ところで、わざわざ探しにいかなくても、スリランカではあちこちでいろんな動物と遭遇します。
    うさぎやリスなどの小動物に始まり、クジャクやペリカン、水牛やイノシシ、道端までゾウが迷い出てくることもあります。

    シギリヤロックのてっぺんでは、ちょっと写真じゃわかりづらいですがカメレオンを見つけましたし、宿泊したホテルでは、猿が入ってくるので窓を開けないようにと注意されました。
    確かに真白のオナガザルの群れが頭の上を横切ったし、目の前を1mを超すイグアナがのそのそ歩いていたことも。

    人の暮らしている生活圏内でこんなにたくさんの動物が共存している場所って、今ではあまりないですよね。

    (写真左)シギリヤロック頂上
    (写真中)シギリヤロック頂上で見つけたカメレオン
    (写真右)ホテルの屋根でくつろいでいたオナガザル

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    次はヤーラ国立公園です。
    スリランカ南東部に位置し、メインのシギリヤからはかなり離れているので、限られた日数でスリランカを周遊する際の優先度はどうしても低く、ツアーの数も限られますが、その分さらに町と自然との線引きがあいまいで、雄大で多種多様な動植物を見ることができます。
    ベストシーズンは1月~6月です。

    今回はまだ薄暗い、早朝5:30出発です!
    ホテル前からジープに乗りこみ(写真左は隣のジープを写したもの。車の揺れ具合と疾走感が出てるでしょ)
    走ること10数分。ゲートが見えてきました。
    事前申し込みのオプショナルツアーの場合は料金に含まれていることが多いですが、ここで公園入場料を支払います。

    (写真右)ヤーラ国立公園入り口ゲート

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    ここ数日ですっかり見慣れた色鮮やかなニワトリですが、これはスリランカの国鳥だそうです。(写真左)

    野生のイノシシが群れているのも初めて見ました。(写真右)
    水牛やシカ、珍しいところではマングースや白いオナガザル、とにかく次々動物が現れます。

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    でも一番の収穫はヒョウを見られたことでした。
    ヤーラではヒョウは少なく30頭ほどとのことでしたが、まずドライバーさんが足跡を見つけ(写真左)、しばらくすると先行していたジープの溜まり場に。
    「お前たちはラッキーだよ!」
    と興奮気味なドライバーさんの指さす方向を一生懸命探すのですが、茂みの向こうでなかなか肉眼では見分けられず、望遠カメラを持っていた仲間のレンズ越しにようやく確認。
    見つけてみるとそんなに離れている訳でもないのに、ほんとにわからないんですよ。
    静かに水を飲んでいたヒョウは、しばらくすると悠々とジャングルの中に消えていきました。

    今回は2か所の自然保護区を見学しましたが、公園によって見られる動物が違っているので、見たい動物がある時には事前にチェックしておくといいですね。

    アフリカにも負けないくらいの大自然が満喫できます。
    おまけに遺跡もかわいい雑貨も盛り沢山!
    皆さんも次はぜひスリランカに行ってみませんか?