～ヨーロッパ旅行の魅力と言えばこれ！列車の旅（イタリア・ESスター編）～ | イタリアの旅行記
～ヨーロッパ旅行の魅力と言えばこれ！列車の旅（イタリア・ESスター編）～
- エリア
- ミラノ
/イタリア - テーマ
- 鉄道旅行
- 時期
- 2011/11/16～2011/11/16
- 投稿日
- 2011/11/29
- 更新日
- 2017/10/6
- 投稿者
- 西向 慎一
●はじめに
駅をゆっくりと発車し、旅の始まりに胸をわくわくさせる。
そうです、ヨーロッパと言えば列車の旅です。
今回、ベニス→ミラノ、ミラノ→フィレンツェ、フィレンツェ→ローマ間のユーロスター（以下ES）に乗りました。2等車（日本で言う普通車）でも十分快適でしたが、1等車（日本でいうグリーン車）はリッチな気分になりました！
そんな鉄道の旅の魅力を存分に紹介します！
スタッフおすすめ！お得ツアー
-
●初めてでも列車に乗れるかな！？
ご安心ください！日本の新幹線とほぼ乗り方は同じです。ただ、違う点は「出発約15分まで発車番線が表示されないこと」「改札口がないこと」だけ。各駅とも発車番線を示した掲示板があり、「DEPARTURE」と記載のある掲示板にてご確認いただけます。チケットに発車日時・列車番号・発車時刻の入ったチケットは、事前にバリテーション（乗車したことを証明する刻印）は必要ありません。
写真左・中：各駅には列車の発車番線（platform）を示した電光掲示板があります。
写真右：駅には基本改札口はありません。
●ベニス→ミラノ間（ESC・2等車）
この区間はESCといって、日本で言う特急列車に近いイメージです。外見がイマイチですが、車内に入ると思ったより快適！列車の入り口横に列車番号が書いてあるので、チケットと合っているかご確認の上ご乗車ください。
2等車には車両の中間に荷物を置くスペースがあります。1等車にはありませんでした。いづれも、反対側を向いている座席と座席の下に置くことも可能です。 -
-
●ミラノ→フィレンツェ間（ESAV・1等車）
この区間はESAVと言う超高速鉄道で、日本の「のぞみ」「はやぶさ」と同じ速さです。ただ、速くても揺れや騒音はそうありません。
列車番号は車内各号車入口の上にある、モニターにて確認することが可能です。1等車・2等車共に車両端部に荷物を置くスペースがあります。また、食堂車も連結されていました。イタリアの風景をご覧になりながら食すイタリア料理もまた乙なものです。
この区間は1等車に乗りました。横幅も十分余裕があり、大変ゆったりとしていました。日本でいう「グリーン車」のようなイメージです。さらに！ワインを含めてウェルカムドリンクとスナック付！！すごくリッチな気分になりました！一区間だけでもグレードアップされることを是非お勧めします！！
※ウェルカムドリンクは、鉄道会社の都合により提供されない場合もございます。
※ベニス⇔ミラノ間の1等車に関してはウェルカムドリンクは提供されません。
写真左：1等車で提供される、ウェルカムドリンクなど。スナックやチョコレートも提供されました！
写真右：1等車でくつろぐ私。かなりゆったりしていました。 -
-
●日本では希少となった食堂車
ミラノ→フィレンツェ→ローマ間のESスターには食堂車が連結されていました。日本では一部の寝台列車にしかなくなった食堂車。パスタだけで12ﾕｰﾛもしました！また、メニューがなかなか出てきませんでした（＞＜）と、難点も多いですが、トスカーナ地方ののどかな風景を背に味わう、イタリア料理もまた乙なものです。ただ、メニューが出てくるまでに時間がかかるので、短距離しか乗らない方は要注意です！！
-
-
●フィレンツェ→ローマ間（ESAV・2等車）
この区間も超高速列車で、車両等はミラノ→フィレンツェ間と同じです。2等車でも十分快適でした★トスカーナ地方の農村を眺めながらの列車の旅もまた格別です！ -
-
●いかがでしたか！？
車窓を見ながらしばし日本の喧騒を忘れる。これこそが、鉄道の旅の醍醐味です！！ESスターは、ローマ・フィレンツェ・ベニス・ミラノといった主要観光地を結んでいます。是非一度速くて快適なESスターの旅をお楽しみください！
