実は安全だった!!むしろ快適!?イスラエルで宗教に触れる | イスラエルの旅行記

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実は安全だった!!むしろ快適!?イスラエルで宗教に触れる

エリア
イスラエル
/イスラエル
テーマ
街歩き
時期
2019/11/4~2019/11/9
投稿日
2019/11/21
更新日
2019/11/30
投稿者
田中 雄介

エルサレムと言えば3つの宗教(キリスト/ユダヤ/イスラム)の聖地と言われ、
世界中から人が集まる場所です。
「宗教ってなんだか怖い」「日本人には関係なさそう」という方が多いと思います🙄
が!しかし!人類の始まりはここからきており、
今のイスラエルとパレスチナ問題にもつながる重要な場所です!
そんなエルサレムにヨルダンから潜入してみました!
ヨルダンからイスラエルに陸路で国境越えをする』
旅好きの中では1つのロマンですよね、なぜなら世界一厳しい国境と言われているからです!!
アンマンからバスで40分ほど走るとイスラエルとの国境
『キングフセイン橋(アレンビー橋)』が見えてくる。。。
🚌<越境の簡単な流れ>🚌
①橋の少し手前でヨルダン側の出国審査をする。
②パスポートと簡単な紙に必要事項を書いて預ける。
(出国税10JODの支払いもあるが48時間以内の滞在であれば免除)
③バスで待機しているとパスポートを返却される。
④バスでキングフセイン橋を渡りイスラエルに入国。
⑤空港のような入国審査が待ち構える。(軽く質問攻めに逢う)
⑥イスラエル入国はスタンプがないため入国カードを受け取る
⑦エルサレム行きの乗り合いバスをひたすら待つ。。。
こんな感じでした😅
乗り合いバスを1時間ほど待ち、エルサレムに向けて出発!
途中の街エリコに行きたい人はこのバスに乗らないように!
約1時間ほどでエルサレムのダマスカス門に到着しました。

  • エルサレムの旧市街を歩く

    • バスを降りてすぐのダマスカス門から旧市街の中へ

    • 門を入るとゴタゴタしていて中東の雰囲気が強くなる

    • 『ヴィアドロローサ』の起点から歩いてみる

    • イエスが収監されていた牢獄『ギリシア正教会修道院』

    エルサレムの旧市街には『ダマスカス門』『ヤッフォ門』『ヘロデ門』『シオン門』など、聖書に基づいて名前が付いた門がいくつもあります!


    中でも『ダマスカス門』は大きく、一番の人通りを見せる。。。中に入るとすぐにマーケットが広がり、『イスラム教徒地区』になります。
    旧市街は『イスラム教徒地区』『キリスト教徒地区』『ユダヤ人地区』『アルメニア人地区』に分かれており、それぞれの地区にそれぞれの聖地といわれる場所があります👳

    『イスラム教徒地区』を歩いているとイエスが処刑されるまでに十字架を背負って歩いたとされる『ヴィアドロローサ』が現れます😳

  • キリスト教の聖地『聖墳墓教会』へ

    • 『VIA DOLOROSA』に従って歩くと『聖墳墓教会』にたどり着く

    • イエスが十字架の重さに耐えきれず最初につまづいた場所

    • 『聖墳墓教会』内にある『塗油の石』

    • 『ヴィアドロローサ』の終点『イエスの墓』

    『ヴィアドロローサ』は14個のチェックポイントがあり、それぞれが観光地になっています。途中イエスが十字架の重さに耐えられずつまずく場所が3か所あり、最初の場所が教会になっています👼(写真2枚目)


    『聖墳墓教会』にたどり着くと、チェックポイントは残り4つ!入ってまず目に入るのが『塗油の石』で、ここに処刑されたイエスに油をに塗り横たまったといわれてます😨(写真3枚目)

    そして遺体を運び埋葬された場所がイエスの墓とされている、教会内の中心部に位置する建物です!ここはキリスト教徒でなくても入れますが写真は禁止!2時間並ぶ!を覚悟してください。。。

    イエスはここに埋められ、3日後墓を確認すると空になっており、復活したといわれています。。。👼(写真4枚目)
    ここからイエスは預言者として崇められたんですね~

  • ユダヤ教の聖地『嘆きの壁』へ

    • 『嘆きの壁』にはユダヤ教でなくても近づける

    • 超正統派の方たちが嘆く

    • イスラエル軍の女性兵士

    • 振り向くと一変した景色

    順番がおかしいですが、『聖墳墓教会』の後にユダヤ教の聖地『嘆きの壁』に向かいました!聞いたことはあるけれど、何を嘆いているのでしょうか。。。⁇


    私事前に調べてから行きました❕❕

    宗教のお話しは勉強してから行くと全然違うので、皆さんも行かれる際は聖書を読んでから行くことをおススメします😊

    簡単にご紹介するとユダヤ教の預言者モーセ(海を割ったことで有名ですね)が十戒を石板に写し、その石板を保存していたソロモン王の神殿があった場所。。。ということです!
    つまりユダヤ教の教えが神殿に残されていたが、度重なる攻撃の末壁だけが残ったというわけです😅

    そんな『嘆きの壁』に今では観光客が大勢集まり、イスラエル軍の方たちの集会が行われていたり(写真3枚目)、すっかり賑わっています!

    イスラエルは世界的にも珍しく、女性の徴兵制度が存在しています😲【男性は18歳から3年間、女性は2年間】の徴兵制があります!

    そんなイスラエルでもふと後ろを向くと、素晴らしい景色が広がっており、非常に感慨深い場所でした。。。✨

  • イスラム教の聖地『岩のドーム』と『最後の晩餐の部屋』

    • 『岩のドーム』はムスリムの方以外は入れず。。。

    • 外壁も神秘的

    • 『最後の晩餐』の絵に描かれている部屋は。。。

    • 実はここにある

    『嘆きの壁』の後は最後の聖地『岩のドーム』です!

    ここはイスラム教の聖地といわれ、ドーム内は完全にムスリムの方以外は入ることが出来ません😖

    他の国ではモスクもお祈り以外の時は入れますが、
    ここだけは別格ですね。。。改宗しない限りは入れません。。。
    ドームの前の広場もお祈りの時間になると閉め出されるのでご注意を!

    『岩のドーム』は預言者ムハンマドが大天使ガブリエルと一緒に昇天する際に踏み台にしたといわる岩が残っています。その岩にはムハンマドの足跡も残っているのだとか😲
    そこを守るためにドームが作られました。

    一方『岩のドーム』を追い出された後は『最後の晩餐の部屋』に行きました!
    ここはダヴィンチの名画『最後の晩餐』に描かれている部屋があるという。。。なんともロマン溢れますね✨
    絵のイメージのままたどり着きましたが、今一つどのアングルなのか分かりませんでした😅

    中では聖歌を歌う人たちや、ガイドツアーの人もたくさんいました。

    そもそも『最後の晩餐』とはイエスが処刑される前の晩の様子を描いたもので、なんとも悲しい絵ですね。。。
    この後イエスは『ヴィアドロローサ』へと旅立ちました😇

  • パレスチナ自治区『ベツレヘム』に潜入!

    • パレスチナとイスラエルを隔てる『分離壁』

    • 上の天使は分離壁を破ろうとするバンクシーの絵

    • そしてこちらが有名な『Throwing Flowers』

    • イスラエルに戻るときには審査も。。。

    今回の旅のメインイベントでもある『ベツレヘム』(パレスチナ)に潜入しました!

    パレスチナ。。。と聞くと『今も戦争をしてる』とか『銃弾が飛んでくる』など危険なイメージがありませんか?😖

    今回はパレスチナの中でも『ヨルダン川西岸地区』のベツレヘムに行きました!よくニュースで出てくる『ガザ地区』とは別のエリアになります!
    ベツレヘムは観光客も多く、他の地域とさほど危険度は変わりませんのでご安心を❕❕

    ベツレヘムの観光といえば『バンクシーアート』『降誕教会』『分離壁』といった内容が定番です。今回はタクシーの客引きにのまれタクシーで『バンクシーアート』『分離壁』を周りました🚕=3

    『バンクシーアート』の中でも特に見たかったのが『Throwing Flowers』という作品で、顔を隠した男が武器の代わりに花束を投げている様子が描かれています🌷
    バンクシーが平和を訴える数々の絵の中でこれが一番有名ではないでしょうか⁇
    他にもこの近くに5点ほどバンクシーの作品を見て周れます。

    一方『分離壁』はイスラエルとパレスチナの国境にそびえる壁で、これにもバンクシーの作品やその他世界情勢を模した絵がたくさん落書きされています👼

    今回行かなかった『降誕教会』はマリアがイエスを産んだ場所といわれ、キリスト教徒の方が巡礼の一環でたくさん訪れるようです。
    近くには『ミルクグロット』といわれる教会があり、マリアの母乳が地面に落ち、そこから一瞬にして白くなったといわれています。

    再びイスラエルに戻る際は簡単な荷物検査とセキュリティチェックがありますが、『日本人だ』と伝えたところすべてパスして通り抜けられました😅

  • エルサレムから『死海』のパブリックビーチへ

    • エルサレムから一番近いビーチへバスで向かいました

    • 世界一土地の低い場所にあるバーに行けたりもする

    • いよいよ死海に入水。。。

    • 浮いたー!(必ず背面で浮いてください)

    イスラエルといえば名物の『死海(DEAD SEA)』ですね!

    エルサレムから死海に行く場合、多くの方はエンボケックもしくはエンゲディに行かれる方がほとんどです。
    実際『地球の歩き方』などのガイドブックにもそこをオススメしています。どちらもバスで2時間以上かかる不便な場所。。。😖

    そんな私が今回訪れたのは、エルサレムからバスで30分🚌=3
    とっても近場のパブリックビーチです!ここは欧米の方が多かったですがシャワー更衣室お土産もちゃんとありました!

    あと何といってもここには『The Lowest Bar In The World』があります🍺
    普段お酒を飲まない私ですが、ついつい飲んでしまいました!世界一低地(海抜-420メートル)にあるバーなんてステキですね✨(写真3枚目)

    ここのビーチの死海自体も海抜-430メートルで世界で一番低いポイントが立っています!(写真4枚目)

    死海は通常の海より塩分濃度が10倍以上濃く、魚どころか生き物も全くいません😖海底は泥になっており、ミネラル分を多く含み、お肌ツルツルになります✨

    注意点として傷がある場合とっても染みるので覚悟してください❕❕
    また顔面からダイブすると失明の恐れもあります❕❕

  • 『テルアビブ』ってどんな街??

    • 新市街はこんなビル群も

    • 一方旧市街は落ち着いた感じ

    • 電動キックボードは市民の足として定着している

    • テルアビブといえば『カルメル市場』

    イスラエルの中で一番大きな街『テルアビブ』には世界中の大使館があったり、金融や経済の中心になっています。(写真1枚目)

    イスラエルは首都をエルサレムと主張していますが、世界的には混乱を避けるためにもテルアビブを首都としています🌎

    鉄道の駅やビル群のある新市街からバスで15分くらい海側に行くと旧市街が広がっています🚌中でも『シェンキン通り』(写真2枚目)や『カルメル市場』(写真4枚目)が有名で、ブティックやローカルなお土産屋さんがたくさん並んでいます✨

    イスラエルを歩いていると(特にテルアビブ)電動キックボードに乗った人たちをよく見かけます🚴=3
    これは地元の方がほとんどですが観光客もレンタルすることができ、スマホからアプリをダウンロードして利用します。街のいたるところにステーションがあり、どこで乗ってどこで降りても大丈夫です!(写真3枚目)

    ただし利用には国際免許証の登録が必要になります❕❕

  • 『SABON』1号店は女子必見!

    • シェンキン通り沿いに突如現れる

    • 店内は可愛いインテリアに

    • どれも日本で買うより半額近い価格で驚き!

    • マネージャーさんはまさかの日本語が話せる!

    先ほど紹介した『シェンキン通り』に女子が愛してやまない『SABON』のテルアビブ店(第1号店)があります😲

    実はSABONはイスラエルのコスメブランドで、日本はもちろんニューヨークや香港などにも進出しています!

    何といっても価格が日本の1/2~2/3ほどで買えてしまいます😆ハンドクリームやボディミルク、スクラブや固形石鹸まですべてそろっており、期間限定商品などは日本より早くに発売されています!

    私が立ち寄った時期はの限定商品が出たばかりでしたが、現地ではあまり人気が無いのか店内はガラガラでした。。。
    (帰国してから日本でも販売が開始されました)

    日本の店舗よりも気持ち広く、可愛いデコレーションがされていました!またこの店舗のマネージャーさんは旦那様が日本人のため、日本語で案内してもらえました。
    これはありがたいポイントですね😊

    男子諸君も彼女や奥様にお土産で買っていけば喜ばれますよ。。。⁇😊
    ただしスクラブは漬物石級に重いので買いすぎにはご注意を❕❕

  • そこは完全にビーチリゾート!

    • 海を望めるバーもある

    • 砂浜は日本よりも綺麗!?

    • ビーチ沿いを歩いても日陰が多くて焼けない!

    • 最後のランチはビーチ沿いのレストランを予約して。。。

    テルアビブは大きな街の反面、海側にはきめ細かい砂浜が広がるビーチがあります!🏄

    実際海に入る人もいれば、砂浜でビーチバレーをする人、ゴロゴロ日焼けをしてる人・・・

    海沿いはFreeWi-Fiもあり砂浜以外でも歩く場所があり、日陰も多いので日中からブラブラしていても焼けません😎✨(写真3枚目)

    お昼にはランチできるレストランも海沿いにあり、休憩がしたければカフェもたくさん並んでいます。(写真1枚目)

    私はイスラエル最後のランチに『Masada』というレストランを予約して、テラス席にて最後の時間を過ごしました🍴
    こちら事前に調べておりましたが、景色も味もかなり良かったです😂❕❕

  • 旅の最後に『オールドヤッフォ地区』へ

    • 中東の海辺といえば猫ちゃんですね

    • 海辺の夕日もまたキレイ。。。

    • 海沿いには城壁が今も残る

    • 『オールドヤッフォ』で一番目立つ時計台

    最終日に飛行機までの時間をどこで過ごそうか⁇

    テルアビブの街は1~2日あれば大体見て周れるため、SABONの方にオススメの観光地を伺うと『オールドヤッフォがいいよ!』と勧めてくれました😊

    『オールドヤッフォ』はテルアビブを海岸沿いに南下したところに広がる旧市街で、RPGの世界に入ったかのような街が広がっています😲
    海に沈む夕日がとてもキレイで、人の流れと揺れる船をずっと見ていられました🚢(写真2枚目)

    少し内陸に入ると旧市街の窮屈な街も広がり、中心部にはシンボルの時計台があります。このエリアもお洒落なレストランが多く、夜遅くても人が多いので治安面も全く気にせずに楽しめます!

    この日は空港に向かうべくバスと鉄道を乗り継いで空港に行く予定でした。。。が、安息日(シャバット)に当たりすべて交通網はストップ😫
    安息日は金曜日の夕方から土曜日の夕方にかけて仕事をしないというユダヤ教独特の文化です。運転手にとって運転はもちろん仕事になるので空港までの足が無くなります。。。

    皆さんもイスラエルに行く際は『曜日』には気を付けて観光してください😄
    (私はタクシーでなんとかたどり着きました🚕)