カプリ島―青の洞窟― | イタリアの旅行記

支店
渋谷
福岡

カプリ島―青の洞窟―

エリア
イタリア
/イタリア
テーマ
自然
時期
2008/7/02~2008/7/02
投稿日
2008/7/22
更新日
2017/10/6
投稿者
荒野 千春

イタリアへ行ったら必ず一度は訪れてみたいと思っていた念願のカプリ島! 当日行ってみないと見られるかわからないという青の洞窟へ、不安と期待を抱きつつ行って参りました。ローマから南へ約220KM、さんさんと照る太陽の下でレモン畑と複数の山脈に囲まれたカプリ島で南イタリアのエネルギーを沢山もらいました!今回はローマからの日帰りオプショナルツアーをご紹介いたします。

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  • ナポリ港到着

    10:30―ナポリ港到着、この日はローマでの公共交通機関のストライキと事故の影響により大幅に時間が遅れました。通常は10時くらいに到着するそうです。
    11:10―大型船に乗りカプリ島へ約50分間の船旅。大きいから安心と思いきや、意外と上下に激しく揺れます。船酔いしやすい方は、必ず酔止め持参をおすすめします!
    また、カプリ島へ到着後はトイレに行く機会がないので、必ず船内で済ませておきましょう。
    写真左:大型船
    写真中央:乗船チケット
    写真右:船内の様子

  • カプリ島にて乗り継ぎ

    12:00―カプリ島到着後、30人乗りくらいの中型船に乗り換えます。青の洞窟への観光は順番制となっています。ここでの乗り継ぎをいかにスムーズにするかによって、船で揺られている時間や午後のフリータイムが左右されるのでダッシュで行きましょう!
    約30分間海を間近に船に揺られていると、青の洞窟に到着します。洞窟の前には、沢山の船が輪を成して順番待ちをしています。ここでは、日差しを防ぐものが何もなくかんかん照りの下で暑さとの戦いです…
    それでも船頭さんが岩肌近くに寄って青く光る水面を見せてくれるので、順番待ちをしている間のも楽しく過ごすことができます。
    写真左:中型船に乗り継ぎ
    写真中央:船から見る移動の景色
    写真右:青の洞窟の順番待ちと入場窓口

  • 神秘の世界!青の洞窟へ

    13:00―いよいよ青の洞窟へ!ここからは、中型船からさらに4~6人乗りの小船に乗り換えます。乗った順に船の端から足を伸ばして座っていきます。乗る時は不安定ですが、船頭さんが、ちゃんと手を取ってくれるので安心です。
    全員乗り終わると、洞窟入り口手前で待機している船(入場窓口)に、船頭さんが入場料を払います。海面上なのに、入場する際の窓口があるなんてとても不思議です…
    入場料を払い終えると、いよいよ洞窟へ進入です!洞窟の入口は高さ85cm・底辺150cmほどの小さな二等辺三角形です。船の端を手で持っていたり、座った状態のまま頭を上げているとケガをしてしまいます。必ず手はお腹、寝そべった状態で進入しましょう。
    入り口を抜けるとたちまちターコイズブルーの世界が目の前に!写真を撮ったりワァーっと感動している間にあっという間に観光が終わってしまいました。
    写真左:洞窟入口
    写真中央:これぞ、神秘の世界!青の洞窟!

  • 昼食会場へ

    青の洞窟観光が終わると、またまた中型船に乗り換えです。小船から降りる時は、船頭さんに一人1EUROのチップを渡します。
    ほっと、青の洞窟を後に、カプリ島へ戻ります。
    13:30―カプリ島へ到着すると今度はバスに乗り換えて昼食会場へ移動です。丘を5分ほど登った所に、アジアンチックな“LA PIGNA”というレストランへ。メニューはトマト風味のリゾット・白身魚のムニエル・チョコレートケーキでした。飲み物は自由ですが、やはりここは、レモンが名産なので100%のレモンジュースがお勧めです。本当に100%ですっぱいですが、砂糖も一緒に出されるのでお好みで調節してお試し下さい。
    写真左:レストラン入口
    写真中央:トマト&シーフードのリゾット
    写真右:白身魚のムニエル

  • 食後のフリータイム

    14:30―昼食後はフリータイムとなります。本来ならば、バスで丘を降りた所での自由行動となりますが、この日は月曜日で物資の運送日というでバスが来るのが遅かったため、レストラン周辺でのフリータイムとなりました。
    レモンの産地なだけに、レモンのお酒・リモンチェッロやチョコレート、石鹸などのコスメなど、可愛らしいお店が建ち並んでいます。
    値段もそこまで高くないので、旅の記念に何か一つ買ってみてはいかがでしょう。
    15:25―大型船に乗船後、50分間の船旅を経てナポリ港へ到着。
    16:30―バスに乗り換えて帰路へ。途中来た時に寄ったカッシーノで休憩。30分くらいお土産を購入する時間があります。“キリストの涙”というワインが日本まで約2000円の配送料で届けてくれるので荷物も軽々便利です。
    20:00―ローマ到着
    写真左:レモンを扱ったお土産店
    写真中央:レモンのジェラート、LIMONE

  • 船の苦手な方へ

    オプショナルツアーに参加した場合、バスでナポリ港へ到着後、大型船で50分・中型船で30分・小船で10分と船の乗り継ぎが大変多くなります。船酔いをしやすい方は、青の洞窟を観光するころには、正直ゲッソリという方もいらっしゃるかと思われます。
    そこで、<1>船酔い対策と、ご自分で行く場合の<2>バスを利用したルートをご紹介致します。
    <1>船酔い対策としては、なるべく大型船の後部座席に座ること・上下に揺れが激しい時は揺れに合わせて船が下にいった時に息をはくこと・下腹に力を入れること、この3点を意識していれば最低限の船酔いは防ぐことができます。それでも、船酔いが激しい方は必ず酔い止めを持参して下さい。
    <2>ローマからユーロスターでナポリ中央駅まで約2時間→ナポリ中央駅前広場より路線バスR2に乗ってムニチピーオ広場で下車→徒歩でベヴェっロ港へ→高速船で約50分→カプリ島着→マリーナ・グランデからバスでアナカプリまで15分→乗り換えて青の洞窟まで15分→小船にて青の洞窟観光(バス1日乗車券約7EURO/小船代約10EURO)
    このアナカプリが可愛らしいということなので、時間を自由に使ってアナカプリ散策をするのもいいでしょう!
     

  • 旅を終えて

    青の洞窟を見られる確率は、夏で6割、冬で2割と言われています。
    たとえ天気が良くても、その日の波の高さによって洞窟に入れるかは実際に行ってみないとわかりません。だからこそ見られた時の感動は格別です!私もカプリ島に着くまで期待を胸に膨らませながら、今か今かと待っていました。
    しかし、青の洞窟見られなくても、モンテ・ソラーロにリフトで登り展望を楽しむことができます。
    どちらの観光も魅力的なので、ローマに数日滞在ならば、一日をカプリ島観光にすることをお勧めします!
    ぜひ、神秘の世界に身も心も癒されに行ってください。